限界

ふつうにピアノ弾き語りをしとったとき
世の中のたくさんの弾き語りアーティストと同じように
おれはひとりの「弾き語りアーティスト」として
完成されとった。

ルーパーを使い始めてから、おれは全く
未完成のアーティストになった。

曲づくりもいまだに手探りやし、
演奏難度ケタ上がりして精度も落ちるし

全然ひとりのアーティストとして
完成されてない状態でステージに立つようになった。


それは
現時点までに築いてきた完成度を犠牲にしても
限界値そのものを上げる必要を感じたから。


この歳になると
自分の限界くらい、自分で見えるんよ。

ふつうに。

目の前に見える限界に気付かんふりをして
続けるくらいなら、
少し仕掛けてみることにした。


まだまだ未完成で、
その状態でステージに立つこと自体
強烈なもどかしさはある。


やけど
未完成の今しかつくれない、
荒削りで、危なっかしいけどパワーのある
新曲ができた。


４月２３日からやる。


ルーパー使った長編曲が２つ
シンプルな弾き語り曲が１つ

一つ、目指しとったセットリストが完成したから

未完成アーティストの
途中段階ひとまず完成ということで

なんのこっちゃわからんけど

ライブ、見に来てくださーい！

チェロ

エレキチェロを先週注文して

今日届いた。



チェロ？って思った方もおるかもしれん。

どこに向かっているのか？と。


はっきりいっておれもわからんけど

最高にいいイメージがある。

うまくいくかどうかはわからんけど

アイディアがあるもんは仕方がない。


今日はチューニング。
ギターやっとったから要領は同じやったし
スムーズやった。

しかしチューニングで終わり。

なぜなら

あの弾く棒みたいなやつに
松ヤニとやらを塗らないと音が出ないらしい。



知らんし、そんなこと。

文字通りゼロからのスタート。

ふとした気持ち

どれだけ人からアホ扱いされても、

自分はそうじゃない、と信じてきた。

でも、いつもそうなんやけど、

昔のこと思い出したとき、

昔の自分思い出したとき、

おれ間違っとったなー

って思う。

おれアホなこと言っとったなー

おれアホな考え持っとったなー

おれ、たいしたことなかったなー

って思う。

昔からそうなんやけど、

時々思い出して、

時々思う。

ということは

どうせいつか今を思い出したとき、

同じように

おれ間違っとったなー

って思うんやろう。

ふと思った。

ということは、今おれ、

まじで、たいしたことないんやな。

間違った考えを持った、

アホなやつ。

おれはその程度の人間。

こういうのは、認めることにとてつもなく

勇気がいる。

人生を否定するみたい。

それでもひとつ、

今までの、今の、どんな逆境を考慮しても

絶対に揺らがん自信がある。

自分のつくる音楽には絶対の自信がある。

これがおれの芯であり、

これからもずっとおれの核になる。

アホでも、間違っとっても、

たいしたことなくても、

これさえあればいい。

これさえあれば、

認めてもいい。

なんでもそうやけど、

認めることさえできんかったら何も始まらん。

おれは、ほんまに、

取るに足らない、たいしたことない人間。

そんで、おれはそれをひっくり返したい。

なし

もう４月か、早すぎる。

寝て

起きて

今何時？
ってきいたら

３か月くらい経っとった気分やわ。



もう少しで新曲が完成する。

４月２３日にはできる予定です。


いま、作詞の最終段階。


この曲はまた
３部構成くらいになっとるんやけど
短調と長調をいったり来たりするように
仕上げた。

そのせいで、
歌詞のっけるんが難しすぎる。

もう大変。


ていうかルーパー、
これが使えるおかげでおれがつくりたい音楽が
つくれるけど

時々、おれがルーパーを操作しとるんか
おれがルーパーに操作されとるんか
わからんくなるときがある。

正直、機械操作に必死になってフィーリングが
入らんライブをするくらいなら
使わんほうがましやろう。あるいは
死んだほうがましかもしれん。

そのへんは
とにかくがんばって練習するしかないんやろう。
ルーパー操作が特別なことじゃなく
当たり前になるくらいに。



ていうか
なんか、最近、
あれやわ。

こんなにも先がぼやけて見えるんは
人生で初めてかもしれん。

そんなん
書いてもしょうがないけどさ。


しんどいわー！！
少し！！


以上。

すっきりしました。